もともとは、とてもシンプルな動機でした。
「ブログを書くための、ちょうどいいツールが欲しい」
AIで構成を考えてくれたり、
書き出しを手伝ってくれたり、
詰まったところを補助してくれる。
そういう執筆支援ツールを、自分でも使いたいと思ったのが原点です。
でも、いつも同じところで止まる
実際にブログを書こうとすると、
毎回同じところで手が止まります。
- 何を書くか決まらない
- 書きたい気持ちはあるのに、テーマが浮かばない
- これを書いて意味があるのか分からない
文章力や構成の問題というより、
書く前の段階で詰まっている感覚でした。
書けない理由は、ネタ切れじゃない
しばらく考えて気づいたのは、
「ネタがない」のではなく、
書きたいことが、どこから来ているのか分からない
という状態なんじゃないか、ということです。
ブログに書く内容って、
- 最近考えていること
- 過去の経験
- 今身につけようとしているスキル
- 大事にしたい価値観
みたいなものが、
無意識に混ざり合って生まれている。
つまり、人生の文脈そのものです。
ブランディングも、結局は文脈の積み重ね
「ブログはブランディングのために書くものだ」 と言われることがあります。
でも、ブランディングって
ロゴや肩書きを決めることじゃなくて、
- 何に違和感を持つ人なのか
- 何を大事にしてきた人なのか
- どんな問いを繰り返してきた人なのか
そういう文脈の滲み出しだと思っています。
それは、一記事で作れるものじゃないし、
テクニックだけで作れるものでもない。
じゃあ、執筆ツールは何を支援すべきか
ここで、発想が少し変わりました。
ブログ執筆ツールが支援すべきなのは、文章を書くことそのものだけじゃなくて、
- 書く前の思考
- 書こうとしている理由
- 今それを書く意味
なんじゃないか、と。
人生を「答え」にしなくていい形で持つ
そこで考えているのが、
人生や思考を すぐに答えや記事にしなくていい形で持っておく ための仕組みです。
- まだ言語化しきれていない考え
- 書くかどうか迷っているテーマ
- いずれどこかで使うかもしれない経験
それらを、
無理にアウトプットせず、
文脈ごと残しておける場所。
ブログは、その文脈の利用方法のひとつにすぎません。
発信は、選択肢であってゴールじゃない
このアプリでは、
- 書く/書かないは選べる
- 公開しなくてもいい
- ブログ以外の形に変えてもいい
という前提を置きます。
ブログは「出力先」ではなく、
人生や思考をどう使うかという選択肢のひとつ。
だからこそ、
今は書かない
今は温める
という判断にも、ちゃんと意味が残る。
個人情報より、文脈を扱いたい
扱いたいのは、名前や肩書きより
- 思考の流れ
- 判断に至った背景
- 興味や関心の変化
です。
それが結果的に、
- 自分らしいブログになり
- ブランディングになり
- 「この人が書いた文章だ」と伝わる
そんな状態につながると思っています。
ブログを書くためのツールとして
あらためて言うと、
これはやっぱり ブログを書くためのツールです。
ただし、
- 文章を量産するためのツールではなく
- 正解っぽい記事を作るためのツールでもなく
書く前の人生や思考を、
劣化させずに持っておくためのツール
として考えています。
書きたいことは、
いつも人生の文脈から立ち上がる。
その前提を、
ちゃんと道具の側に持たせたい。
そんなアプリを、今考えています。